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2025年 鎌倉の紅葉名所10選
古都を染める秋色の彩り。静寂と紅葉が織りなす、鎌倉の美しい時間へ。
紅葉スポット10選マップ
鎌倉の紅葉
晩秋の鎌倉は、歴史ある寺社や山あいの参道が色づき、街全体がやわらかな赤や金色に包まれます。本特集記事では、鎌倉で特に美しい紅葉を楽しめる名所を厳選して10ヶ所ご紹介します。人気の定番スポットから静かに紅葉を味わえる穴場まで、それぞれの見どころや見頃の時期、アクセス方法、周辺の立ち寄りスポットもあわせて解説。秋の鎌倉を訪れる際の参考として、心に残る紅葉散歩をお楽しみください。
秋色の鎌倉を満喫するための10スポット
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長谷寺の紅葉
光と影が織りなす、秋夜に輝く祈りの庭
見頃:11月下旬から12月上旬
長谷寺(はせでら)の紅葉は、歴史と自然が織りなす鎌倉秋の象徴です。例年11月下旬から12月上旬に見頃を迎え、特に幻想的な「紅葉ライトアップ」では、池に映る逆さ紅葉や、観音堂・竹林が幽玄な光に包まれます。朱や黄金に染まる庭園と歴史的建築の調和、そして夜の静寂の中で体験する特別拝観は、まさに非日常。四季の花と良縁地蔵などの名物も彩りを添え、五感で楽しむ紅葉の名刹として多くの人を魅了しています。 -
円覚寺の紅葉
静寂と彩りが響きあう、禅の秋を歩く
見頃:11月中旬から12月上旬
北鎌倉を象徴する名刹・円覚寺(えんがくじ)は、紅葉の季節になると境内が黄金と朱に染まり、歴史的伽藍と調和する見事な景観を見せます。妙香池(みょうこうち)に映る紅葉や、三門・仏殿・舎利殿(しゃりでん)を包む彩りは、古都らしい静けさの中に深い情緒を漂わせます。紅葉の始まりが早いことでも知られ、秋の訪れを最初に告げる北鎌倉の風景として親しまれています。茶屋で抹茶を味わいながら紅葉を眺めれば、心を静める禅の秋を体感できるでしょう。 -
一条恵観山荘の紅葉
京の雅、鎌倉に映す紅葉の錦
見頃:11月下旬から12月上旬
一条恵観山荘(いちじょうえかんさんそう)は、京都の公家文化を今に伝える国指定重要文化財で、鎌倉にありながら「京の雅(みやび)」を感じられる特別な紅葉スポットです。紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬。園内ではモミジやカエデが赤・橙・黄に染まり、山荘の数寄屋造りと調和して、まるで絵巻物のような世界が広がります。円窓や門越しに眺める「額縁の紅葉」、床に映る「床もみじ」、川沿いの紅葉の小径など、写真映えする見どころも多彩。渓流沿いの茶寮「京都仁王門 鎌倉別庭」では、抹茶と和菓子を味わいながら紅葉を楽しむことができ、雅な秋のひとときを演出します。 -
鶴岡八幡宮の紅葉
静けさに染まる秋、色彩と伝説が息づく場所
見頃:11月下旬から12月上旬
鎌倉の歴史を感じる鶴岡八幡宮では、秋になると境内一帯がモミジやイチョウに彩られ、まるで絵画のような美景が広がります。特に柳原神池や源氏池周辺では、水面に映る紅葉が幻想的な光景を生み出します。倒木から再生した「親子銀杏(おやこいちょう)」には、時を超えた生命の物語が宿り、見る者に深い感動を与えます。賑わう鎌倉にありながら、朝夕の静寂の中でゆったり紅葉を楽しめる穴場としてもおすすめです。 -
覚園寺の紅葉
静寂に包まれる谷戸で出会う、祈りの紅葉
見頃:11月下旬から12月中旬
鎌倉・二階堂の奥深くに佇む覚園寺(かくおんじ)は、紅葉と静寂が織りなす鎌倉随一の幽玄の地です。薬師堂(やくしどう)を中心にモミジやカエデ、黄金色のイチョウが彩る境内は、秋になると「赤」「黄」「緑」が絶妙に調和し、谷戸(やと)全体が光に包まれます。撮影禁止の拝観エリアでは、シャッターを置いて五感で紅葉を感じる静かな体験が魅力。茅葺(かやぶき)屋根の薬師堂とメタセコイアの黄葉、灯籠の明かりに照らされた夜の紅葉は、まるで時が止まったかのような美しさです。晩秋の鎌倉において、心の深くに染み入る「祈りの紅葉」を感じられる特別な寺院です。 -
妙本寺の紅葉
鎌倉の秋を締めくくる、静寂と彩りの聖域
見頃:12月上旬から12月中旬
鎌倉市比企谷(ひきがや)に佇む妙本寺(みょうほんじ)は、鎌倉で最も遅く紅葉を迎える名所として知られています。12月上旬から中旬にかけて、朱塗りの二天門(にてんもん)や壮大な祖師堂(そしどう)を背景に、モミジやイチョウが鮮やかに色づき、晩秋の鎌倉を締めくくるような華やかな光景を生み出します。紅と金が重なり合う境内では、苔むした石段や鐘楼(しょうろう)に落葉が舞い、古刹ならではの静謐な美が漂います。歴史ゆかしい史跡とともに楽しむ紅葉は、鎌倉の秋を深く感じる穏やかな時間を与えてくれるでしょう。 -
建長寺の紅葉
禅の山に染まる朱と金、静寂が息づく秋の時間
見頃:11月中旬から12月下旬(ピーク:11月下旬〜12月上旬)
鎌倉五山第一位の名刹・建長寺(けんちょうじ)は、鎌倉の秋を象徴する紅葉の名所です。例年、11月中旬から12月下旬にかけて紅葉が見頃を迎え、特に11月下旬から12月上旬の10日間は最も鮮やかな彩りに包まれます。参道から半僧坊(はんそうぼう)へ続く石段沿いでは、枝が重なり紅葉のトンネルが出現。方丈裏の蘸碧池(せんぺきち)では、背後の山を借景(しゃっけい)に取り入れた庭園が、禅の心を映すような静寂の美を見せます。紅葉に染まる山々と伽藍(がらん)が一体となる景観は、鎌倉の秋の深みを感じさせる特別なひとときです。 -
浄妙寺の紅葉
黄金の絨毯に包まれる、静寂と彩りの禅寺
見頃:11月下旬から12月上旬
鎌倉五山第五位の禅寺・浄妙寺(じょうみょうじ)は、晩秋になると紅葉と黄葉が競い合うように彩り、静寂の中に深い趣を漂わせます。本堂前の大イチョウが黄金色に輝き、カエデやモミジの赤と織りなす「黄金の絨毯」はまさに圧巻。枯山水庭園の静けさや、茶室・喜泉庵(きせんあん)で聞く水琴窟(すいきんくつ)の澄んだ音が、禅の心と秋の美を五感で感じさせます。さらに、高台の「石窯ガーデンテラス」では、紅葉を眺めながら洋風の食事を楽しむこともでき、和と洋が調和する鎌倉ならではの紅葉体験が味わえます。 -
高徳院の紅葉
大仏と紅葉が紡ぐ、鎌倉にしかない秋の風景
見頃:11月中旬から12月上旬
鎌倉を代表する高徳院(こうとくいん)、通称・鎌倉大仏の紅葉は、緑青色の大仏と赤や黄金に染まるモミジ・イチョウの対比が美しい、秋ならではの名景です。11月下旬から12月中旬にかけての見頃には、落ち葉が境内を彩り、大仏を囲むように秋の風景が広がります。特に早朝や夕方には、柔らかな光が織りなす静けさと荘厳さが共存し、心に残るひとときを演出します。文化財と自然が調和した、鎌倉ならではの紅葉体験がここにあります。 -
明月院の紅葉
丸窓から望む絵画のような紅葉景色
見頃:11月中旬から12月中旬
明月院(めいげついん)は、秋になると黄金色のイチョウや真っ赤なモミジが境内を彩り、訪れる人々を魅了します。特に本堂後庭園の特別公開時期には、丸窓から望む紅葉の風景がまるで絵画のように美しく、多くの人々の心を捉えます。「月の広場」では、苔と紅葉の調和が静けさを感じさせ、悟りの窓からの眺めは絶好の紅葉スポットです。紅葉期には、散策路の道中も含めて、鎌倉の秋の風情を存分に楽しむことができ、心に安らぎをもたらします。