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『鎌倉殿の13人』ゆかりの地を巡る
ドラマの舞台は、今も鎌倉に息づいている。13人が生きた物語の地を歩き、時代の鼓動を感じる旅へ。
『鎌倉殿の13人』の時代を歩く — 古都・鎌倉を舞台にした物語の記憶へ
鎌倉を舞台に繰り広げられた大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、北条義時を中心に、権力と信仰、そして人間の葛藤を描いた話題作。
政子が祈りを捧げた寿福寺、実朝が凶刃に倒れた鶴岡八幡宮、義時の権力を象徴する宝戒寺など、物語の舞台は今も鎌倉の街に息づいています。
本ページでは、ドラマで描かれた名場面の舞台やゆかりの史跡を厳選してご紹介。
現地を歩けば、登場人物たちの息遣いと、彼らが生きた「鎌倉の時代」を肌で感じることができます。
トシズプレイスは、鎌倉中心部に位置し、『鎌倉殿の13人』ゆかりの地巡りに最適な滞在拠点です。
完全無人・キッチン付きの宿で、自分のペースで鎌倉の歴史とドラマの世界をゆったりと味わえます。
義時たちが生きた時代の風を感じながら、物語と現実が交差する鎌倉を歩いてみてください。
観光スポット
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鶴岡八幡宮
ドラマのクライマックス、実朝暗殺の舞台
牡丹雪が降り積もる中、ドラマ第45回「八幡宮の階段」で源実朝が暗殺される圧倒的なクライマックスシーン。樹齢800年を超える大銀杏の根元で、公暁が刀を振りかざす瞬間——『鎌倉殿の13人』の最高潮の舞台です。第41回の和田合戦では、北条政子と実朝が避難する聖域として描かれました。鎌倉幕府の精神的中心地として、拝賀式から暗殺へと至る緊迫した場面を追体験できる、ドラマ最大のクライマックス聖地。
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寿福寺
尼将軍・北条政子が信仰と覚悟を捧げた禅寺
源頼朝の死後、妻・北条政子が1200年に創建した禅寺。1180年の鎌倉入り時、頼朝が幕府の候補地として検討した場所ですが、父・義朝の御堂存在と土地の狭さから大倉に変更されました。政子が信仰心篤く、夫の菩提を弔い、やがて「尼将軍」として幕府を支える女性の心の拠り所を象徴。苔むした参道や五輪塔の残るやぐらに、政子の祈りと覚悟が今も静かに息づきます。鎌倉五山第三位の格式ある禅寺です。
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永福寺跡
13人の時代への転換点、二階堂行政が拓いた幻の大寺院
源頼朝が義経の鎮魂のため建立した壮大な寺院。第27回「鎌倉殿と十三人」で13人の合議制が確立される時代背景として紀行で紹介されました。13人の一人・二階堂行政はこの地に邸宅を構え、その名を地名に刻みました。平泉の中尊寺を模した伝説の大伽藍は1405年に廃絶しましたが、発掘調査で復元された現在の公園では、当時の建物配置と苑池が可視化されています。頼朝から新世代へ――ドラマの転換点を象徴する聖地。
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甘縄神明神社
13人の一人・安達盛長の邸跡、鎌倉最古の神社
13人の合議制メンバー・安達盛長ゆかりの地。鎌倉最古の神社として、源頼義以来、源氏歴代の武士から信仰を受けてきました。源頼朝は流人時代からこの地を崇敬し、北条政子、源実朝も参拝。境内の「安達盛長邸跡」の石碑は、ドラマの登場人物の実在感を深めます。さらに北条時宗の産湯の井が伝わり、安達一族から北条一族へと続く系譜の象徴。江ノ電長谷駅から徒歩5分、混雑なき穴場の聖地。
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妙本寺
13人が消える権力闘争の始まり、比企能員の悲劇の地
13人の合議制メンバー・比企能員の邸宅跡。第31回「諦めの悪い男」で、北条時政の謀略により、能員と比企一族が滅ぼされる「比企の乱」の舞台。屋敷に火を放ち自決する比企一族の悲劇は、ドラマ全体の重要なターニングポイント。境内に「比企能員邸址」の碑が立ち、登場人物の実在感を深めます。比企ヶ谷の谷戸に静寂の中で佇む寺院は、13人が次々消えていく権力闘争の開始を象徴する聖地です。
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満福寺
兄の不信が決した瞬間、義経が書いた腰越状の地
第18回「壇ノ浦で舞った男」で、源義経が兄・頼朝の許しを求めて嘆願文「腰越状」をしたためた場所。義経と武蔵坊弁慶が留め置かれ、潔白を訴えるも頼朝の心は動かず――信頼関係が決裂する悲劇的な転機の舞台。寺には腰越状の下書きが伝わり、弁慶関連の遺物も多数。本堂の鎌倉彫襖絵には義経と静御前の別れなど人生全体が描かれます。江ノ電腰越駅から徒歩5分の絶望の地。
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江島神社
北条氏の家紋「三つ鱗」の由来、主人公の象徴的聖地
ドラマの主人公・北条義時が掲げる家紋「三つ鱗」の由来地。北条時政が江の島岩屋に籠って子孫繁栄を祈願し、満願の日、龍の姿をした女神から降ろされた三枚の鱗が家紋となったという伝説。源頼朝が1182年に弁財天を勧進し、奉納した「石の鳥居」が現存。島の頂上からは鎌倉が一望でき、当時の武士たちが何を思ってこの景色を見ていたのか――その精神世界を追体験できる、ドラマ全体を象徴する聖地。
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宝戒寺
主人公・義時の権力の中枢、北条氏の栄華と衰退を見守った地
北条義時が執権として権力を行使した邸宅「小町亭」の跡地。ドラマでは13人の合議制の政務が行われ、比企の乱、和田合戦など権力闘争が繰り広げられた場所。北条氏の栄華から約130年、1333年に新田義貞の攻撃で滅亡。後に足利尊氏が北条一族の霊を弔うため宝戒寺を建立。秋には白萩が美しく咲き、盛者必衰の理を象徴する。主人公の「内面の権力」を追体験できる聖地です。
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覚園寺
戌神将の加護で実朝暗殺から救われた、主人公・義時の信仰の地
北条義時が建立した大倉薬師堂を前身とする寺院。十二神将のうち「戌神将」が夢で義時に現れ、翌年の将軍参拝で「供奉するな」と予言。その日、実朝が暗殺されるも、予言に従った義時は難を逃れます。ドラマ第45回「八幡宮の階段」の背後にある宗教的奇跡の舞台。国指定重要文化財の薬師如来(運慶作)と十二神将像が安置。神仏からの「加護」を感じられる聖地。
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由比ヶ浜
13人が消える権力闘争の舞台
源頼朝が鎌倉に拠点を置いた後、軍事訓練や重要な行事の舞台となった海岸。第41回「義盛、お前は悪くない」では、和田合戦の主戦場として、13人の一人・和田義盛が北条義時に敗死した場所です。埋葬地の和田塚、古い神社など複数の史跡が並び、北条氏による権力確立のプロセスを示す重要なスポット。鎌倉に定着した頼朝から北条氏による権力掌握へと至る、権力闘争の歴史が刻まれた聖地です。