江の島弁財天仲見世通り
江の島弁財天仲見世通りとは?|歴史や由来
江の島弁財天仲見世通り(えのしまべんざいてん なかみせどおり)は、江の島観光のスタート地点にふさわしい、活気あふれる参道です。全長約150メートル、江の島入口の青銅の鳥居から、江島神社の第一の門である瑞心門(ずいしんもん)まで続くこの通りは、古くから多くの参拝者に親しまれてきました。
通りの名前にもある「弁財天」は、音楽や学問、財運のご利益で知られる女神であり、江島神社の主祭神のひとり。鎌倉時代にはこの周辺に「江ノ島三坊」と呼ばれる修行僧のための寺院が並び、精神修養と信仰の場として栄えていました。その名残は今もなお通りの雰囲気に息づいています。
見どころ|景観・建築・自然・特徴など
仲見世通りの魅力は、目に映るすべてが「江の島らしさ」に溢れていること。江戸情緒漂う建物の軒先には、地元の海産物や名物グルメを扱う店がずらりと並び、食べ歩きとショッピングの楽しみが詰まっています。
通りの入口では、明治時代の黒色郵便ポストが復元され、訪れる人々をノスタルジックな気分に誘います。さらに、賑わいの中を進んだ先に見える瑞心門は、江島神社への参拝のスタートを感じさせる荘厳な構えで、写真映えスポットとしても人気です。
名物・体験・グルメ
江の島といえば「しらす」と「たこ」。仲見世通りでもその2大名物を味わえるスポットが目白押しです。
まず注目したいのが「あさひ本店」の名物「たこせんべい」。丸ごとのタコをプレスして焼き上げる大胆なスタイルと香ばしい味わいは、インパクト・味ともに満点。訪れる人の多くが足を止める人気店です。
そして、江の島のソウルフードともいえる「しらす丼」は、「しらす問屋とびっちょ」で味わうのがおすすめ。さらに話題を呼んでいるのが、しらすをトッピングしたユニークなソフトクリーム。写真におさめたくなるビジュアルで、SNSでもたびたび取り上げられています。
甘いものが欲しくなったら、「紀の国屋本店」の名物・女夫饅頭(めおとまんじゅう)をぜひ。創業1789年の老舗による、もっちり生地とほどよい甘さのあんこが絶品です。蒸したてのアツアツをその場で楽しめるのも魅力のひとつ。
アクセスと開門時間
江の島弁財天仲見世通りへは、江ノ島電鉄「江ノ島駅」または湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩で約15分ほど。藤沢駅からバスで江の島入口までアクセスするルートも便利です。
トシズプレイスからは、江ノ電を使って江の島方面に向かえばアクセスもスムーズ。鎌倉の海辺エリアに滞在しながら、少し足をのばして江の島を巡るプランにも最適です。
おすすめの訪問時間・シーズン
江の島弁財天仲見世通りは一年を通して楽しめますが、特におすすめなのは春から秋にかけての季節。新鮮なしらすが旬を迎えるこの時期は、しらす丼やしらすせんべいなどのグルメもいっそう美味しく感じられます。
午前中の早めの時間帯に訪れると、混雑前の比較的静かな雰囲気を味わうことができ、写真撮影や参拝にもゆとりが生まれます。
トシズプレイスに宿泊すれば、朝の時間を有効に使って、混雑前の江の島を訪れることもできます。素泊まりスタイルでキッチンも完備されているため、朝食の時間に縛られず、自分らしいペースで行動できるのが魅力です。
周辺スポット|徒歩圏内のスポットを中心に紹介
仲見世通りの散策を終えたら、すぐ先にある江島神社の三社巡りや、エスカー(屋外エスカレーター)を使っての頂上散策へ足を伸ばすのもおすすめです。さらに足を延ばせば、海を望む絶景が広がる「江の島シーキャンドル(展望灯台)」や、夕暮れ時に美しく染まる稚児ヶ淵(ちごがふち)も。
日中は多くの観光客でにぎわいますが、夕方以降の江の島は一転して静かな表情を見せます。トシズプレイスに宿泊すれば、日帰りでは味わえない「江の島の夜の顔」まで楽しめるのも大きな魅力です。
こんな方におすすめ|目的・関心・滞在スタイル別に提案
- 食べ歩きが好きな方へ:しらす丼やたこせんべいなど、江の島グルメを満喫できます
- 写真やSNSを楽しみたい方へ:見た目にも楽しいグルメやレトロな景観が充実
- 歴史や文化に触れたい方へ:江島神社への参道としての由緒や、鎌倉時代から続く文化背景にもふれられます
- 自由なスケジュールを重視する旅スタイルの方へ:無人チェックイン・チェックアウトのスマートホテル滞在なら、予定変更も柔軟に対応できます
まとめ|その場所の魅力と、トシズプレイス滞在中に楽しむ価値を締めくくる
江の島弁財天仲見世通りは、江の島の文化と活気が凝縮された魅力的な参道です。食べ歩き・ショッピング・参拝を一体で楽しめるこの通りは、日本らしい情緒と現代の楽しさがうまく調和した空間。朝の静けさも、昼の賑わいも、それぞれ異なる魅力を感じられるのが大きな特長です。
トシズプレイスに宿泊することで、江の島までのアクセスも快適に。キッチン付きの自由な滞在スタイルを活かせば、自分のペースで旅を楽しむことができます。鎌倉・長谷・由比ヶ浜を拠点に、少し足をのばして訪れる江の島旅を、ぜひ満喫してみてください。