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特集

2026年 鎌倉の桜名所10選

2026年 鎌倉の桜名所10選 MAP

春色に染まる古都へ。桜が彩る鎌倉で出会う、心ほどける春の時間。

桜スポット10選マップ

  • 鶴岡八幡宮の桜
  • 高徳院の桜
  • 円覚寺の桜
  • 長谷寺の桜
  • 東慶寺の桜
  • 甘縄神明神社の桜
  • 建長寺の桜
  • 安国論寺の桜
  • 御霊神社の桜
  • 本覚寺の桜

鎌倉の桜

春になると、鎌倉の街はやわらかな桜色に包まれます。歴史ある寺社や参道、海へと続く道沿いに咲く桜は、古都ならではの風情ある景色をつくり出します。穏やかな春の空気の中で歩く鎌倉の桜散歩は、多くの人を魅了する季節の楽しみのひとつです。 本特集記事では、鎌倉で特に美しい桜を楽しめる名所を厳選して10ヶ所ご紹介します。人気の定番スポットから、静かに桜を眺められる穴場まで、それぞれの見どころや見頃の時期、アクセス方法、周辺の立ち寄りスポットもあわせて解説。さらに、各観光地の桜の風景を動画でも紹介し、実際に訪れたような臨場感とともに鎌倉の春の魅力をお伝えします。春の鎌倉を訪れる際の参考として、心に残る桜散歩をお楽しみください。

春の彩りに誘われて。鎌倉で桜を楽しむ10の場所

鶴岡八幡宮の桜

桜のトンネルが導く、鶴岡八幡宮の春

見頃:3月下旬から4月下旬(品種により異なる)

鶴岡八幡宮は鎌倉を代表する神社で、春には境内が美しい桜に包まれます。参道の「段葛(だんかずら)」では約180本の桜が咲き並び、桜のトンネルのような景色を楽しめます。源平池周辺では水面に映る桜も美しく、白旗神社の「実朝桜」や旗上弁財天社の桜も見どころです。ソメイヨシノや八重桜など多くの品種が咲き、長い期間桜を楽しめる鎌倉屈指の花見スポットです。

高徳院の桜

春の大仏を彩る、高徳院の桜

見頃:3月下旬から4月上旬

高徳院の桜は、大仏と共に春を迎える壮観な風景が魅力です。大仏の右手前や背後に広がるソメイヨシノが咲き誇り、まるで大仏が優しく見守っているかのような光景が広がります。観月堂周辺の桜も趣深く、歴史ある建築と調和した美しい景色を楽しめます。早朝の開門直後は混雑が少なく、静かな雰囲気の中で桜を堪能できるおすすめの時間帯です。


円覚寺の桜

歴史と静寂に包まれる、円覚寺の桜

見頃:3月下旬から4月上旬

円覚寺の桜は派手さこそないものの、厳かな雰囲気と調和する落ち着いた美しさが魅力です。総門周辺の桜並木は春の訪れを感じさせ、三門(山門)では高さ16メートルの壮大な建築と淡い桜の対比が印象的です。方丈前の唐門では、格式ある門と桜の優雅なコントラストが楽しめます。弁天堂周辺からは山桜や東慶寺の桜も一望でき、鎌倉の春を静かに味わえる穴場スポットとなっています。

長谷寺の桜

春色に染まる風景、河津桜からしだれ桜までの彩り

見頃:
河津桜・寒緋桜 ー 2月中旬から3月上旬
ソメイヨシノ・しだれ桜 ー 3月下旬から4月上旬

長谷寺の春は、2月中旬に咲き始める河津桜から始まります。観音堂前や妙智池周辺では、濃いピンクの花が早春の訪れを告げ、阿弥陀堂前では寒緋桜も楽しめます。3月下旬には境内全体がソメイヨシノとしだれ桜で包まれ、十一面観音菩薩像と桜の共演が特に見応えのある景色を生み出します。4月8日には「花まつり」が開催され、琴や尺八の奉納演奏が行われる中、厳かな雰囲気で桜を堪能できます。


東慶寺の桜

春の風情漂う、東慶寺のシダレザクラ

見頃:3月下旬から4月上旬

東慶寺の本堂前に咲くシダレザクラは、しなやかに垂れた枝に満開の花をまとい、本堂の落ち着いた佇まいと見事に調和します。歴史ある「泰平殿」と淡いピンク色の桜が織りなす景観は、鎌倉の春を象徴する風物詩です。青空とのコントラストが美しく、朝や夕暮れ時には異なる趣を楽しむことができます。

甘縄神明神社の桜

鎌倉最古の神社で楽しむ早咲きの桜

見頃:2月中旬から4月上旬

鎌倉最古の神社・甘縄神明神社では、春になると玉縄桜が咲きます。ソメイヨシノに似た早咲きの桜で、2月中旬から3月中旬が見頃。境内にはソメイヨシノもあり、4月上旬まで桜を楽しめます。石段や鳥居越しに広がる桜の景色が美しく、石段を登ると由比ヶ浜や長谷の町並みを一望できます。江ノ電「長谷駅」から徒歩5分の、静かに花見を楽しめる穴場スポットです。


建長寺の桜

禅の名刹に咲く、建長寺の桜

見頃:3月初旬から4月上旬(品種により異なる)

建長寺の桜は、種類ごとに異なる開花時期があり、長期間にわたって春の風情を楽しめます。3月初旬には三門前のオカメザクラが濃いピンク色の花を咲かせ、3月下旬から4月上旬にかけて総門から三門までの参道ではソメイヨシノが「桜のトンネル」を作り出します。さらに、4月上旬には三門や仏殿周辺で枝垂れ桜が優雅に咲き誇り、歴史的建造物との美しい調和を楽しめます。4月8日の「花まつり」も見どころのひとつです。

安国論寺の桜

伝説とともに咲く、安国論寺の妙法桜

見頃:4月上旬から中旬

安国論寺の妙法桜(正式名称「市原虎の尾」)は、八重咲きの花弁の中央から一本のめしべが飛び出す独特な桜で、鎌倉市の天然記念物に指定されています。その樹形から「さかさ木」とも呼ばれ、日蓮聖人が杖を突き刺した場所に根付いたという伝説も残されています。淡い桜色の花が境内を彩り、歴史的にも貴重な存在です。


御霊神社の桜

春を告げる江ノ電と桜の絶景

見頃:
河津桜:2月上旬~3月上旬
ソメイヨシノ・緋桃:3月下旬~4月上旬

御霊神社では、早春に咲く河津桜が鮮やかなピンク色で境内を彩り、春の訪れをいち早く告げます。続く3月下旬からは、淡いピンクのソメイヨシノと鮮やかな緋桃が満開となり、厳かな神社の雰囲気をより一層引き立てます。特に、江ノ電と桜が共演する風景は鎌倉の春を象徴する絶景で、人気の撮影スポットとなっています。早朝の訪問なら静かに花を楽しめ、近隣の長谷寺とあわせて巡るのもおすすめです。

本覚寺の桜

静寂の中に咲く、本覚寺の桜

見頃:3月下旬から4月中旬

本覚寺は、鎌倉駅から徒歩5分という便利な立地ながら、落ち着いた雰囲気の中で桜を楽しめる穴場スポットです。本堂前のソメイヨシノと枝垂れ桜が満開になると、淡いピンク色の花が境内を彩り、歴史ある建築と調和した趣深い景観を生み出します。4月8日の「花まつり」では、釈迦像に甘茶をかける伝統行事が行われ、春の風情とともに日本の文化を体験する貴重な機会となります。