悠久の歴史に想いを馳せる旅
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大船フラワーセンター

四季の花々と静けさに癒される植物園体験
  • 大船フラワーセンター

大船フラワーセンターとは?|歴史や由来

神奈川県鎌倉市岡本に位置する「神奈川県立大船フラワーセンター」は、1962年(昭和37年)に開園した植物園です。元は神奈川県農業試験場の跡地であり、19世紀末から20世紀初頭(明治後半〜大正時代)にかけては、育種学者・宮沢文吾(みやざわ ぶんご)博士によってシャクヤクやハナショウブの改良が行われました。「大船系」と呼ばれるその品種群は、国家プロジェクトとして海外輸出も視野に入れたもので、今なお園の主役として咲き誇っています。2018年からは「日比谷花壇大船フラワーセンター」という愛称でも親しまれています。

見どころ|景観・建築・自然・特徴など

園内にはおよそ3,000種の植物が植えられており、季節ごとの美しさを楽しめます。春はチューリップやシャクヤク、初夏にはアジサイとハナショウブ、夏にはハスやスイレン、秋にはコスモスやバラも楽しめます。コスモスは品種や栽培時期によって見頃が異なり、夏に咲くこともありますが、その年ごとの開花状況により異なる表情を見せてくれます。中でも注目は、2月下旬に咲き始める「玉縄桜(たまなわざくら)」。鎌倉地域に春の訪れを告げる独自の早咲き桜で、多くの来園者を魅了しています。

バラ園では約370品種・1,200株のバラが植えられ、立体的にデザインされた植栽が印象的な景観を作り出しています。幻想的な夜間ライトアップも季節に応じて実施され、訪れるたびに異なる表情を楽しめます。

ご利益・文化的意義

植物園でありながらも、この場所には育種という文化的営みの歴史が根づいています。「大船系」の品種は日本の園芸史において重要な位置を占めており、花を通じた文化の継承や地域アイデンティティの体現といえるでしょう。園内を歩くだけでも、日本の花文化に触れることができる貴重な場です。

名物・体験・グルメ

グリーンハウス(旧温室)では冬も楽しめる観葉植物展示が人気です。ブーゲンビリアなどカラフルな花々が写真映えするスポットとなっています。園内のレストハウスでは、カレーやロコモコ、ソフトクリーム、鎌倉ビールなど軽食も充実。地元野菜を使ったメニューや季節限定の桜餅ソフトクリームも登場し、味覚でも季節を楽しめます。

おみくじ・御朱印・ユニークな風習

寺社ではないためおみくじや御朱印の提供はありませんが、フォトスポットとして「花時計」「かたぐるま」「ハート型花壇」などが設置されており、訪れるたびに季節感を感じられる工夫がされています。母の日やハロウィンには特別な装飾が施され、家族連れにも人気です。

アクセスと開園時間

JR大船駅から徒歩約15分。道中は平坦で、湘南モノレール富士見町駅からもアクセス可能です。富士見町駅にはエレベーターが設置されており、バリアフリーにも配慮されています。開園時間は3月〜10月は9:00〜17:00、11月〜2月は9:00〜16:00。入園は閉園30分前まで。第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日)と年末年始(12月29日〜1月3日)は休園です。

おすすめの訪問時間・シーズン

四季折々の花が咲き誇るため、年間を通じて楽しめますが、特に2月下旬の玉縄桜、5月のバラ、6月のハナショウブ、10月の秋バラは見逃せません。ハスの開花期には早朝開園も実施されていますが、特に人気が高く、開園直後から多くの来園者で賑わいます。そのため、静かな園内を期待する場合は他の時期や時間帯を選ぶのがおすすめです。

周辺スポット|徒歩圏内のスポットを中心に紹介

周辺には立ち寄りやすいスポットも点在しています。大船駅近くの「大船観音寺」は、白く輝く観音像が目印の静かな寺院で、石段の途中では桜やミツマタが楽しめます。胎内の拝観も可能で、鎌倉の街を一望しながら穏やかな時間を過ごせます。

また、湘南モノレール「富士見町駅」から大船フラワーセンターまでの散策路も魅力的です。住宅街の中をモノレールが走り抜ける風景はどこか懐かしく、道も平坦で歩きやすいため、ゆったりとした気分で植物園までの道のりを楽しめます。

こんな方におすすめ|目的・関心・滞在スタイル別に提案

・花と自然が好きな方 ・静かな環境でゆったりと過ごしたい方 ・写真撮影や絵画が趣味の方 ・お子さま連れで安全な場所を探している方 ・高齢者や車いすの方との観光を予定している方 ・文化と自然を同時に楽しみたい方

まとめ|その場所の魅力と、トシズプレイス滞在中に楽しむ価値を締めくくる

花に包まれ、静寂と自然の中で過ごす時間は、旅の中でもひときわ心に残るひとときとなります。鎌倉の中心部から少し離れたこの植物園へも、トシズプレイスに滞在しているからこそ気軽に訪れることができます。無人・キッチン完備の宿だからこそ可能な自由な滞在スタイルを活かして、朝の散策や午後のひとときに、心豊かな体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。