悠久の歴史に想いを馳せる旅

丸山稲荷社の火焚祭

鶴岡八幡宮で最も古い社で行う秋の祭り|湯気の立つ釜と鎌倉神楽
次回
2026年11月8日(日) 14:00〜15:00
場所
鶴岡八幡宮 丸山稲荷社
丸山稲荷社の火焚祭で、湯気の立つ湯釜の前で神職が笹の束を持つ湯立の場面。奉納の赤い旗が並ぶ
鎌倉神楽の湯立

丸山稲荷社の火焚祭とはどんな祭り?

丸山稲荷社(まるやまいなりしゃ)の火焚祭(ひたきさい)は、鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)の境内にある末社(まっしゃ)、丸山稲荷社で毎年11月8日に行われる祭りです。11月8日は古くから鞴祭り(ふいごまつり)の日といわれ、お稲荷さんの総本社である伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)でもこの日にお火焚きが行われます。丸山稲荷社の火焚祭では、五穀豊穣(ごこくほうじょう)への感謝と、氏子(うじこ)の無病息災(むびょうそくさい)を祈ります。

丸山稲荷社の火焚祭のインフォグラフィック。日時、祭典と鎌倉神楽、見どころ3つ、ご注意、アクセス
イラストはイメージです

開催日時

2026年は11月8日(日)の14時から行われます。曜日にかかわらず、毎年11月8日です。

見どころ|鎌倉時代から続く「鎌倉神楽」

祭典に続いて、鶴岡八幡宮の神楽男(かぐらお)が伝えてきた神楽を、神職が奉納します。この神楽は鎌倉時代にはすでに行われていたもので、一般に「鎌倉神楽(かまくらかぐら)」と呼ばれ、境内に素朴な笛と太鼓の音色が響きます。

名前に「火焚」とありますが、大きな火を焚いてお札を焚き上げる祭りではありません。見どころは鎌倉神楽の湯立(ゆだて)です。社殿の前に、色とりどりの紙垂(しで)で飾った「山」と呼ばれる神楽の場が設けられ、その横で湯釜(ゆがま)が煮え立っています。神職が釜の湯をかき混ぜ、笹の束で湯を参列者のほうへまきます。この湯を浴びると健康に過ごせるとされています。続いて神職が矢を四方に放ち、最後に天狗と「もどき」が登場して、もどきのおどけた動きに参列者から笑い声が上がります。もどきは参列者にみかんや飴をまきます。

神楽は、湘南地区の神職でつくる鎌倉神楽保存会が奉仕しています。

丸山稲荷社について

丸山稲荷社は、本宮(ほんぐう。上宮〈じょうぐう〉とも)の廻廊(かいろう)の西、小高い丘の上に建つ赤い社です。鶴岡八幡宮ができる前からこの地にあったとされます。今の社殿は室町時代の建物で、八幡宮に残る建物の中で最も古く、本殿は国の重要文化財です。社殿のまわりは、奉納された赤い旗に囲まれています。

見学と出かける前の注意

参列席は神社が招待した人に限られますが、一般の人も社殿のまわりで立って見学できます。神事と神楽を通して1時間半ほどかかります。湯立では湯が飛ぶので、カメラや服が濡れることがあります。鶴岡八幡宮の境内には、ペットを連れて入れません。

アクセス|トシズプレイス滞在中の立ち寄り方

鶴岡八幡宮へは、JR鎌倉駅東口・江ノ電鎌倉駅から歩いて約10分です。本宮へ上がる西側の石段を上りきり、本宮の側へ回り込むと丸山稲荷社への上り口があり、鳥居が続く参道を抜けると社の前に出ます。

鎌倉に泊まれば、祭りの日も時間を気にせず、鶴岡八幡宮と周辺をゆっくり巡れます。素泊まり専用でキッチン完備の完全無人スマートホテル、トシズプレイスなら、自分のペースで鎌倉を楽しめます。

まとめ

丸山稲荷社の火焚祭は、鶴岡八幡宮で最も古い社で行われる秋の祭りです。湯気の立つ釜と笛・太鼓の音の中で、鎌倉時代から続く鎌倉神楽が奉納されます。鶴岡八幡宮のふだんの見どころは鶴岡八幡宮で紹介しています。

基本情報

項目内容
名称丸山稲荷社 火焚祭
日程毎年11月8日(2026年は日曜日)
時間14時から
場所丸山稲荷社(鶴岡八幡宮の境内、本宮の西の丘)
住所神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31(鶴岡八幡宮)
内容祭典、鎌倉神楽の奉納
注意事項参列席は招待者のみ(一般は立ち見)。境内はペットの立ち入り禁止
アクセスJR鎌倉駅東口・江ノ電鎌倉駅から徒歩約10分
問い合わせ鶴岡八幡宮 0467-22-0315
公式サイト祭事暦(鶴岡八幡宮)

Google Map