旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)の特別公開
- 会期
- 2026年10月31日(土)〜2026年11月3日(火)
- 例年
- 春と秋の一般公開とは別に、展示にあわせて開かれます。
- 場所
- 鎌倉市川喜多映画記念館

旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)の特別公開とは?
旧川喜多邸別邸(きゅうかわきたていべってい)は、鎌倉市川喜多映画記念館(かまくらしかわきたえいがきねんかん)の敷地の奥に建つ古い民家で、哲学者の和辻哲郎(わつじてつろう)が暮らした家であることから「旧和辻邸(きゅうわつじてい)」とも呼ばれます。ふだんは公開されておらず、春と秋の一般公開のほかに、展示とあわせた有料の特別公開が開かれます。特別公開では、靴を脱いで建物の中に上がり、和辻の書斎まで見て回ることができます。

開催日時と料金
2026年の特別公開は10月31日(土)、11月1日(日)、11月3日(火・祝)の3日間で、11月2日(月)は休館です。時間は10時から16時で、11月3日だけは15時までです。
料金は一般500円、小・中学生250円で、記念館の特別展「LIVING IN CINEMA 俳優役所広司」の観覧券でも入れます。鎌倉市民、障害者手帳をお持ちの方と介助の方1名、鎌倉市内の学校に通う小・中学生、記念館の友の会の会員は無料です。訪れた人の記録によると、料金は記念館の受付で払い、そのまま裏手の別邸へ進みます。
見どころ|古民家の中で見る金繕いの器
公開にあわせて、漆で器を繕う会による展示「陰翳(いんえい)の中で金繕い(きんつくろい)を再発見する。」が開かれます。主催は漆で器を繕う会、共催は川喜多・KBSグループです。毎日13時から30分ほどの「ギャラリー案内」(日本語)があり、先着10名まで参加できます。展示品の販売はありません。
入口は昔の農家の造りで、入るとすぐに土間(どま)があり、天井には茅葺き(かやぶき)だったころの煤竹(すすだけ)が使われています。太い梁(はり)や柱が土間と居間を支え、居間の隅には炉(ろ)が切られて、畳の上にテーブルと椅子が置かれています。土間の奥には台所があります。和辻が書斎として使った和室には、作り付けの書棚が残っています。
旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)について
建物は、江戸時代の民家です。もとは神奈川県内にあり、昭和13年(1938年)に東京の練馬(ねりま)へ移されて、和辻哲郎の住まいになりました。和辻の没後、昭和36年(1961年)に、映画の輸入と紹介に力を尽くした川喜多長政(かわきたながまさ)・かしこ夫妻が鎌倉へ移し、海外から訪れる映画監督や俳優をもてなす場として使いました。
もとは茅葺きだった屋根は、いまは桟瓦葺き(さんがわらぶき)の寄棟(よせむね)で、木造の平屋です。記念館の前から庭の小道を上がった高台にあり、背後の谷戸(やと)の山と瓦屋根が一つの眺めをつくっています。平成22年(2010年)に、鎌倉市で最初の景観重要建造物(けいかんじゅうようけんぞうぶつ)に指定されました。
見学と注意
建物の中は靴を脱いで見学します。混み合ったときは入場を制限することがあり、天気が悪いときは公開を取りやめることがあります。
アクセス|トシズプレイス滞在中の立ち寄り方
JR・江ノ電の鎌倉駅の東口を出て、小町通りを鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)の方へ歩いて約8分の川喜多映画記念館へ向かい、敷地の奥へ進みます。駐車場はないので、電車やバスで訪れてください。
記念館は小町通りから一本入った静かな道沿いにあるので、鶴岡八幡宮への参拝や小町通りの散策の途中に立ち寄れます。鎌倉に泊まれば、朝のうちに訪れて、古民家の中をゆっくり見られます。素泊まり専用でキッチン完備の完全無人スマートホテル、トシズプレイスなら、自分のペースで鎌倉を巡れます。
まとめ
旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)の特別公開は、和辻哲郎が暮らし、川喜多夫妻が海外の映画人をもてなした古民家に上がって、土間や炉のある居間、書斎を見られる機会です。記念館のふだんの見どころは鎌倉市川喜多映画記念館で紹介しています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 旧川喜多邸別邸(旧和辻邸) 特別公開 |
| 日程 | 春と秋の一般公開とは別の日に開かれます(2026年は10月31日・11月1日・11月3日。11月2日は休館) |
| 時間 | 10時〜16時(最終日は15時まで) |
| 料金 | 一般500円・小中学生250円(鎌倉市民などは無料) |
| 会場 | 旧川喜多邸別邸(鎌倉市川喜多映画記念館の敷地内) |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-2-12 |
| アクセス | JR・江ノ電 鎌倉駅東口から徒歩約8分 |
| 問い合わせ | 鎌倉市川喜多映画記念館 0467-23-2500 |
| 公式サイト | 鎌倉市川喜多映画記念館 特別公開のお知らせ |