長寿寺の特別拝観
- 会期
- 2026年10月30日(金)〜2026年12月7日(月)
- 例年
- 春は4〜6月、秋は10月〜12月上旬の決まった曜日。10時〜15時、雨天中止。
- 場所
- 長寿寺
長寿寺の特別拝観とは?
長寿寺(ちょうじゅじ)は、北鎌倉の亀ヶ谷坂(かめがやつざか)の北口にある建長寺(けんちょうじ)の塔頭(たっちゅう)で、足利尊氏(あしかがたかうじ)ゆかりの寺です。ふだんは門を閉じており、春と秋の、季節と曜日を限った特別拝観の日にだけ、境内と建物に入れます。

公開日と拝観料
特別拝観は毎年、春と秋に開かれます。春は4月から5月の金曜・土曜・日曜と祝日、6月の水曜から日曜です。秋は10月から11月22日までの金曜・土曜・日曜と祝日、11月23日から12月上旬までは毎日です。時間はいずれも10時から15時です。
雨の日は中止で、当日9時の時点で判断します。途中で雨が降り出した場合は、その時点で中止になることもあります。その年の日程は、このページの先頭の日程欄で確かめてください。
拝観料は500円で、山門を入ったところの受付で納めます。
見どころ|書院と小方丈から眺める庭
拝観は、まず本堂で手を合わせることから始まります。玄関で靴を脱いで本堂に上がり、参拝を済ませてから、廊下続きの書院(しょいん)と小方丈(こほうじょう)へ進みます。
どちらの部屋も、窓際に赤い毛氈(もうせん)が敷かれ、座布団や椅子が置かれていて、座って庭を眺められます。書院からは観音堂と前庭が、小方丈からは白砂と苔の枯山水(かれさんすい)の庭が見えます。床から天井まで開いた窓が、庭を額縁のように切り取ります。
見どころ|茅葺きの観音堂と尊氏の五輪塔
建物を出たら、庭の順路に沿って観音堂へ向かいます。茅葺き(かやぶき)屋根の観音堂は、奈良の円成寺(えんじょうじ)にあった多宝塔(たほうとう)を、大正時代に改造して移したものです。堂内には聖観音像(しょうかんのんぞう)がまつられ、天井には絵が描かれています。寺には足利尊氏の座像と、開山の古先印元の座像もまつられています。
観音堂の先の階段を上ると、山肌を掘ったやぐら(鎌倉特有の岩窟のお墓)があり、尊氏の子・足利基氏(あしかがもとうじ)が父の遺髪を埋めたと伝わる石塔(五輪塔〈ごりんとう〉)が立っています。少し高い場所にあり、観音堂のまわりの木々を見下ろせます。
秋の紅葉
秋の特別拝観では、紅葉がいちばん色づくのは観音堂のまわりで、見ごろは例年11月下旬から12月上旬です。小方丈から見る庭のモミジは、観音堂のまわりより少し遅れて色づくことがあります。紅葉の時期は、10時の開門前から門の前に列ができることがあります。
長寿寺について
寺の歴史は、1336年(建武3年)に足利尊氏が自分の屋敷の跡に寺を建て、諸山(しょざん)第一位の格式を与えたことに始まると伝わります。尊氏は1358年に京都で亡くなり、関東では「長寿寺殿」と呼ばれました。尊氏の死後、初代鎌倉公方(かまくらくぼう)の足利基氏が、父を弔うために七堂伽藍(しちどうがらん)を整えました。
拝観の決まり
寺は「拝観者心得」として、写真撮影を目的とした拝観を断っています。あわせて、参道の敷石の外を歩かないこと、苔の中に入らないこと、静かに拝観すること、境内は禁煙であることを求めています。建物の中では会話を控えて、静かに庭を眺めてください。御朱印(ごしゅいん)は本堂に上がったところで受けられます。
アクセス|トシズプレイス滞在中の立ち寄り方
長寿寺へは、JR横須賀線の北鎌倉駅から歩いて約15分です。建長寺の西にあり、北鎌倉の寺めぐりとあわせて回れます。
鎌倉に泊まれば、紅葉の時期も開門の10時に合わせて朝のうちに北鎌倉へ向かえます。素泊まり専用でキッチン完備の完全無人スマートホテル、トシズプレイスなら、自分のペースで鎌倉を巡れます。
まとめ
長寿寺の特別拝観は、ふだん門を閉じている足利尊氏ゆかりの寺に、春と秋の決まった日だけ入れる機会です。赤い毛氈の座敷から枯山水の庭を眺め、茅葺きの観音堂と尊氏の五輪塔をめぐれます。長寿寺のふだんの見どころは長寿寺で紹介しています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 長寿寺 特別拝観 |
| 公開日 | 春 4〜5月の金・土・日・祝日、6月の水〜日/秋 10月〜11月22日の金・土・日・祝日、11月23日〜12月上旬は毎日 |
| 時間 | 10時〜15時 |
| 雨天 | 雨天中止(当日9時に判断。途中で中止になることもある) |
| 拝観料 | 500円 |
| 場所 | 長寿寺(本堂・書院・小方丈・観音堂・庭園・やぐら) |
| 住所 | 神奈川県鎌倉市山ノ内1503 |
| 撮影 | 写真撮影を目的とした拝観は不可 |
| アクセス | JR横須賀線 北鎌倉駅から徒歩約15分 |
| 問い合わせ | 長寿寺 0467-22-2147 |
| 公式情報 | 長寿寺特別拝観(鎌倉市観光協会) |